ストレイ・シープ
小麦粉というものを信用していない
先日友人に、最近よくパン食べてるね、珍しい、と言われた
その日友人がバイトしているパン屋さんにいってパンを買って、翌朝温めて食べた
電子レンジの中でグツグツとマグマのように沸き立っていてびっくりして直ぐに取り出した 食べた 熱くて粉の味がして良かった 食べ終えてすぐに、珍しく昼寝をしてしまった なんの粉だったのか
電子レンジも信用していない 爆発させて粉々にしてしまったことがある
最近「素直、正直な人」という評価を頂くことが多いのでそのことについて一日考えていた
母と寿司を食べに行ってそのことについて聞いてみたが、「従順そうにみせるのが得意なだけで、あなたほど頑固な人はいないと思う」と言われた それはそうだ
素直と正直は、違うよな
「結局決めるのは自分なんだから、気軽に色んな人に意見を聞いてみたら?」
今はその期間だ、色んな人に会って、見たいと思うものを見に行こうと思っている
雲みたいに掴めない女だと言われた
そうかな、かなり分かりやすいと思っているのだけど、
分かりすぎてしまったら、どっかの学者みたいに自決するしかないのだろう
13くらいの時に、同級生に「あなたはカルメン」と言われた
昨日からカルメンを読んでいる 表紙にあるあらすじの時点で察してはいたが人からはこういう風に見られているのだろう
私の知る物語の中で一番共感したのは夏目漱石の三四郎の里見美禰子だった
あの物語に関して読者によって繰り広げられる不毛な論争がずっと気に入らなかった
そうじゃない、それだけじゃないんだよ美禰子は、恋は、女は、
今年こそはグラコロを食べに行こう、あれもほとんど麻薬だ